かなりご無沙汰してしまいました。平成29年大相撲初場所も十三日目となり、現在は大関稀勢の里関が一敗と単独で首位をキープしております。二敗に横綱白鵬関、貴ノ岩関、逸ノ城関がいます。今日を含めてどのような優勝争いになるのか。。。こればかりはわかりませんが、僕はやはり大相撲ぴあでロングインタビューをさせていただいた稀勢の里関が悲願の優勝をする瞬間を観てみたいとは思っております。
さて、前回は枝川親方のサラシを巻いて強行出場をした話を書きましたが、今回は実に相撲界らしい力のお話。
力士って『力持ち』というイメージがあるかと思います。実際強いですし、競技自体が力比べですので力があって当然なんですよ。
じゃあ、どれほど強いのか?って気になりませんか?
でも、相撲協会の公式記録では身長と体重は発表されてるけど、背筋や握力の記録は発表されていません。なので直接親方や力士に聞くしか情報を知る術がないんですね。
なので過去に聞いた話などを書いていきます。
ちなみに一般的な男性の握力の平均値はこんな感じだそうです。
20-24 46.33
25-29 46.89
30-34 47.03
35-39 47.16
40-44 46.95
45-49 46.51
50-54 45.68
55-59 44.69
60-64 42.85
65-69 39.98
70-74 37.36
75-79 35.07
※文部科学省が実施している体力・運動能力調査結果より参照
荒磯親方(元玉飛鳥)から聞いた話ですと、玉鷲関はとっても力が強いそうです。
握力も90kgを超えるそうですよ。玉鷲関は突き押しの相撲ですがそれだけ握力があれば四つに組んでも強いでしょうね。
その他には千田川親方から聞いた話ですが、現在の浅香山親方(元大関魁皇)が今まで聞いた話の中では一番握力がありました。
まだ、現在のデジタル握力計ではないときに、針がふれて握力を測定するアナログ握力計での測定だったそうなのですが、そのアナログ握力計は120kgまで計測できるものだったそうです。
浅香山親方が測定を始めると針は一気に120kgまで到達し最後に「カチッ」と音がしたそうです。120kg以上いかないように留め具が付いているのですがそこに当たった音だそうです。つまり浅香山親方は握力120kg以上ということになります。
現在のデジタル握力計での計測だったらと考えると驚きですよね。。。。
他にもいろいろぶっ飛びエピソードはありますが、今日はこの辺で打ち止め。
また、面白い話を聞いたらブログに書いていきますね。
それではみなさま、ごきげんよう、さようなら。