三日坊主日本代表の竹内一馬です。右四つを得意としております。
前回のブログで少し反省をしました。
告知ばっかり!猛爆
ダメですね。少しは読んでためになる(あんまりここにそれは求めないでね)ことを書いていきましょう。
呼出しさんのシンクロ |
今日は取材のやり方や、TSUNAの立場でどこまでが相撲協会に許可されているかなどを書いていこうかと思っております。
僕の個人的に理解している範囲のことになるので厳密なところは多少食い違うかもしれませんが、まぁだいたいこんな感じというレベルで書いていきます。
皆さまは相撲の情報をどのようにして入手していますでしょうか?テレビ?ラジオ?ネット?新聞?専門誌?それともTSUNA?
今や情報というのは夜の中に溢れているわけですね。上記以外の方法で相撲の情報を入手している人もいるでしょうが、相撲の場合まず記者クラブという組織に加盟しているテレビ、ラジオ、新聞は報道機関ということで本場所は支度部屋に入り(支度部屋に入れるのは男性のみ)、力士の邪魔にならないよう話を聞きます。それを各媒体に掲載、もしくは発表しているわけです。もちろんいくら報道機関といえど、取組直前のような力士が集中をしているときなんかは話し掛けません。
取組終了後などの囲み取材などで話を聞き、各媒体がその情報を発信するわけです。
ツナイトに出演していただいている佐々木一郎さんや横野レイコさん、荒井太郎さんなんかがこのポジションになります。
ちなみに、相撲の本場所の場合、タマリ席の前に陣取っている各会社のカメラマンがどの取組を撮りたい!と事前に決めるのではなく、一日一日ローテーションで、A社は初日は幕内前半、二日目が幕内後半といったように撮ってもいいところが決まっているようです。その他のときは自社で買った枡席やイス席から撮影をするそうです。
次に一般社団法人 日本雑誌協会に加盟している雑誌の方も腕章を着けて本場所は取材をされています。ツナイトに出ていただいた方でいうと、どす恋花子さんがこのポジションになります。
雑誌協会は雑協と呼ばれているそうなのですが、日本雑誌協会に加盟してる社が分担して相撲協会から自社でチケットを購入して撮影をしています。国技館なら2階席の正面の一番前です。キャノン砲みたいなレンズが付いたカメラを持った人たちがたくさんいます。あれ、ほとんどカメラ小僧じゃないんですよ。雑誌のカメラマンなんですね。中にはカメラ小僧もいるかもですが…。
雑協の場合の取材可能エリアはまだ勉強不足なので調べておきますね。
ちなみにベースボール・マガジン社の月刊相撲は記者クラブに加盟されているのでタマリの前で写真を撮っています。
横綱鶴竜関の土俵入り・雲竜型 |
で、TSUNAとか大空出版の相撲ファン、または昨年作った大相撲ぴあはどちらにも該当しないんです。なので取材できる範囲が極端に狭くなります。
実際、TSUNAの場合は支度部屋に入って取材をするような内容の誌面ではありませんから、現状これと言って不便を感じたことも少ないのですが、基本的に本場所の取材はNGです。本場所の写真は相撲協会に使用料を支払って使わせていただいてます。TSUNAの相撲グラビアなんかはそれです。
取材前は事前に相撲協会へ取材の申請書というのを提出します。そこには「いつ」「どこで」「目的」「対象者」などを明記し相撲協会の広報部へ提出をします。承認がおりたらその企画は通り取材をすることが可能なので、本場所以外で関取に取材をします。ちなみに幕下以下は厳密に言うと力士養成員なので個人的な取材はOKが出ません。TSUNAの誌面で例えると毎回関取に登場してもらっている大相撲アプリのページがありますよね?ああいった感じの取材は幕下以下にはできないことになっています。ツナイトみたいなイベント出演も同様です。幕下以下はサインしちゃダメ!というのと同じですね。
とまぁ、そんな感じですかね。
TSUNAはサブカル好きの方も読者にいらっしゃるようで、幕下の注目力士の記事がたくさん欲しいという声をたくさんいただくのですが、以上の点から個人的に取材ができないようになっています。
TSUNAって専門誌ではないので、速報性や取組内容はそこまで必要ではないと思ってますし、読者の方々もそこはあまり望んでいないと思うので、これからも相撲の素晴らしさを知ってもらうキッカケのひとつになれればいいなと思いながら作らせていただきますね。
巡業先で子どもに唐揚げを買ってあげる旭日松関 |
あと、近日中にホームページで今までやってこなかったものをついに募集しますのでホームページのチェックは欠かさないでくださいね。
TSUNAホームページ
まぁ、今日はこの辺で打ち止めです。
ごきげんよう。
さようなら。