なんだか寂しいですね。でも二ヶ月後にはまた本場所があります!それまでスモロス解消になるかはわかりませんが、このブログもちょくちょく更新していこうかと思っております。
終わってみてば横綱白鵬関の強さをまざまざと見せつけられた。そんな本場所でしたね。千秋楽での鶴竜関との一番は決まり手のうっちゃりを狙いにいったような気さえしました。
スポナビライブでの放送終了後に能町さんと意見が合致し、西岩親方に尋ねたところ「さすがにそこまでは狙ってないんじゃないですか?」と仰ってはいましたが、真相は横綱本人にしかわからないので、この詮索はここまでとさせていただきます。
横綱白鵬関の圧勝ではありましたが、来場所以降楽しみな面も出てきましたね。僕にとっては十両がまさにそれでした。
前頭8枚目まで上り詰めた千代の国関でしたが、度重なるケガで一時は三段目まで番付を落としていましたが、今場所は見事十両優勝を果たし、帰り入幕が濃厚となりました。その他に佐藤、宇良が新十両でしたが二桁勝利をし優勝争いを面白くしてくれました。
本場所後の水曜日に行われる番付編成会議でどのような結果になるのか楽しみでもあります。
山響部屋の北播磨関念願の新入幕はあるのか?
僕と同郷(志摩市なので厳密には隣町)の木瀬部屋濱口の新十両は?
などなど、新しい楽しみもありますが番付発表にはもちろん番付を落とす人もいるわけで、気がかりな力士もたくさんいます。
僕が何かをしてどうにかなるなら何とかしたいくらいですが、そこは勝負の世界です。強ければ番付は上がり、負けてしまえば番付は下がる。残酷ですが勝負の世界とはそういうものなですね。
今、相撲界は場所休みという一週間の休暇に入っています。
場所休み中は「ちゃんこも作らない」「稽古もしない」「マゲも結わない」そうです。
以前、テレビに出演することの多い豊ノ島関に話を聞いた時には「場所休み中は床山さんも休みなので、チョンマゲが崩れないように、出掛ける前にいつもより多めに鬢付け油を付ける」とのことでした。どうしてもチョンマゲを結わなくてはいけない時は、休暇中の床山さんに部屋まで来てもらうため御礼のご祝儀を渡すことも少なくないそうです。
熱戦が続く本場所とは打って変わって、まったく何もしないというのもオンとオフが激しくて面白いですよね。
中には、場所休みを利用して帰省する力士もいるようです。ただ、お盆や正月ではないため、地元に帰っても友達と都合が合わず家族で過ごすことも多いようです。中にはそのまま相撲部屋に戻らなくなる若い衆もいるとかいないとか。笑
どちらにせよ、力士の皆さんは厳しい世界で生きていることに変わりはありません。その世界に魅了されて我々は本場所を観戦しているわけで、いつ何時もリスペクトの気持ちをもって大相撲を好きでいることが粋なファンへの近道なんじゃないかなと最近は強く思います。
では、今場所撮った写真でお別れです。